蛙合戦

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小布施の岩松院。裏山は突き出たような形。雁田小城と呼ばれる山城があって今も石垣が多く残っています。

北斎の天井画、一茶の「やせ蛙」の句碑、高井鴻山の書、福島正則の遺品などを見学しました。
天井画は大きくてきれいでした。距離が近く大きいので全体がわからないほど。

一茶の「やせ蛙」の句については、「七番日記」という本では小布施で蛙合戦を見たことになり、「希杖本句集」という本では武蔵国竹の塚で見たことが書いてあるそうです。

体の大きな雄と小さな雄で雌を取り合っているという情景。
桜の花と一緒に蛙合戦を見物するような習慣があったのでしょうか。面白いです。私は映像でしか見たことがありません。探してみたらYouTubeにもありますね。

北斎、一茶、鴻山を年順に並べると
北斎(1760-1849)
一茶(1763-1828)
鴻山(1806-1883)
一茶が蛙合戦を見る 1816年
岩松院天井画完成 1848年

北斎と一茶は同年代、鴻山は孫に近い年代です。
岩松院天井画は一茶没の20年後。