2016-03-01から1ヶ月間の記事一覧

砂岩層の泥質ノジュール

砂岩層に埋もれた泥質の石灰質ノジュールです。砂岩がノジュール化して、砂質ノジュールの中に泥質ノジュールがあるようなものもあります。(2枚目の写真はノジュールの断面) こういうのを見ると、石灰質ノジュールは、堆積後に地中でできたわけではなく、…

魚の骨の化石

先日の化石採集で、見覚えのある形の化石を見ました。以前、四賀化石館で頂いた石にあったものです。(写真) 拡大して見ると外側の縁に細かいギザギザがあって、確認はできていませんが、ハダカイワシ科の下顎の骨(歯骨)かもしれません。 魚の骨https://k…

焼餅石と焼き餅(やきもち)

写真は、上田市立博物館の武石村産の焼餅石(やきもちいし)、おやき(野沢菜の餡)、上田創造館の囲炉裏、へっつい(かまど)の展示です。 焼餅石の「焼餅」というのは、今で言う「おやき」(小麦粉などで作った饅頭のようなもので、郷土食の一つ)のことで…

災害ハザードマップ

新しい「上田市災害ハザードマップ」の冊子を見ました。 ネットにはまだ情報はないようです。 http://www.city.ueda.nagano.jp/kurashi/ 内容は、「洪水・土砂災害ハザードマップ」、"糸魚川-静岡構造線断層帯(全体)"の大地震を想定した「建物被害マップ…

上田市立博物館の岩石・鉱物・化石コーナー

上田市立博物館(本館)の2階、階段を上ったところに、岩石・鉱物・化石コーナーがあります。(※2019年12月 別館に移転・更新されました。) 岩石・鉱物 約35点、化石 約31点。下に書き出してみました。 真田氏関係の展示を見る機会があれば、立ち寄ってみるの…

龍の雪形など

写真は独鈷山(とっこざん)の北西の嶺の残雪です。 yの字の形に見えることが多いのですが、細くなると龍や蛇のようにも見えることがあります。 『手塚誌』(2013) 122頁にある昔の絵図(明治初期?)では、北の嶺の名前は「天ヶ嶽」となっていました。北端の…

真田神社の社号標

上田城の西櫓に行くには真田神社の境内を通るのですが、真田神社の社号標が五角形をしていて、これも太郎山の天狗岩の石かもしれません。(柱状節理の岩石は各地にあり、確認はしていません。) 上田城から見た太郎山https://kengaku5.hatenablog.com/entry/…

上田城西櫓の心柱の刻印

今年一般公開(有料)されている、上田城本丸西櫓の中を見てきました。 1階だけ。解説板と「武者窓」「鉄砲狭間」「矢狭間」の名札がある他には、展示物等はありませんでした。 西櫓は江戸時代に仙石氏が建てたときの姿を多く残しているそうです。(部分的な…

イルカの化石

四賀化石館で安曇野市産のシナノイルカの頭蓋化石を3月から常設展示するそうです。 20年ほど前に見つかったもので、近年の研究により、シナノイルカと同種であることが確認されたとのこと。また、世界最古のマイルカ類の化石になるそうです。 シナノイルカ頭…

戸隠連峰、飯縄山

山の間に小さく見える、戸隠連峰、高妻山、それと飯縄山です。 戸隠連峰は生島足島神社の近くから。(約400m東と約300m西) 冬は雪で白く目に付きやすくなります。 例えば、戸隠の山が見える場所を選んで九頭竜社を祀る、というようなことがあるのかな、と思…