2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

アケボノゾウの模型

東御市北御牧庁舎1階のアケボノゾウの展示を見てきました。 実物大の模型の他、子ども達が描いた130万年前の古環境の復元図、アケボノゾウの会の活動記録の写真等。 130万年前の復元図は、アケボノゾウの子ども、シカ、足跡、火山、水辺、貝、昆虫、クルミ等…

メタセコイア、ムカシランダイスギ

今年の東御市「火のアートフェスティバル」は9月30日(土)~10月1日(日)とのこと。期間中、北御牧郷土資料館が開館します。アケボノゾウ、オオバタグルミ、淡水貝、化石クリーニングの実演等。(今年の企画内容はわかりませんが。資料館前の道にゾウの大きな…

泥岩の石膏

1枚目の写真は内村層の菊花状の石膏です。『上田市誌 自然編 上田の地質と土壌』(2002) 31頁より。(大きさは不明。) この写真のものは見たことがありませんが、あちこちの露頭で微小な透石膏の結晶はよく見ます。頁岩の割れ目等にできているもので、岩石中…

隆起線と成長線

写真はニシン科のウロコの化石です。(昨年10月) 魚鱗の模様の要素に、隆起線、溝条、成長線(呼び方は、年輪、輪紋、休止帯、成長輪など)があります。 化石では隆起線と溝条は(露出していれば)明瞭、成長線は比較的不明瞭です。 1枚目の写真(向きは上…

示準化石と示相化石

写真は上田城公園のメタセコイアと、以前、長野市立博物館の企画展で見た古生代のゴニアタイト(アンモナイト 青海石灰岩)です。 「アンモナイトは中生代の示準化石」という言葉から「アンモナイトは中生代の地層からだけ見つかる」と考えてしまうと、古生…

恐竜たちがやってくる

長野市立博物館の企画展示「恐竜たちがやってくる」(国立科学博物館巡回ミュージアム)を見てきました。(9月3日で終了) 夏休みの後で、団体客が来たとき以外は空いていました。 ガイドの方がいろいろ解説して下さいました。小学生もいて、とてもよく勉強…

科学作品展

先週末、自由研究の展示を見てきました。目録資料によると189点。地質関係は7点(岩石・鉱物4、化石3)、他に結晶作り等でした。 全て内容を吟味して審査するのは大変でしょうね… 県の展示は今年は塩尻市とのこと。 写真の化石は昨年も展示されていたもので…

ソコダラ科の化石

先日、別所層の化石標本を見せて頂いていたら、ハダカイワシ科らしき鱗で、ラベルが「ソコダラ科」になっているものがありました。『地球科学 第82号』「別所累層産魚鱗化石について」(1966)を参考にしたとのお話しだったので、改めて資料を見てみると、ソコ…