2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

魚骨石

明治28年作の保科百助の「長野県小県郡鉱物標本目録」には別所村の百足石があります。 別所温泉誌(明治33年 飯島寅次郎(飯島保作(花月)の弟))にもありました。 45頁 此外此地の特産と称すべきは魚骨石、及び木葉石なり女神岳、安楽寺山、其外近傍の山…

魚骨石

ムカデ石というと金生山のウミユリ化石が有名ですが、これはそれとは別の石です。 信濃奇勝録(1834年 天保5年)井出道貞(臼田の人) 刊行は1887年(明治20年) 巻三 小県郡之部 魚骨石(きよこつせき) 日向(ひなた)小泉の大日堂ハ相伝延暦年中坂上の田…

ノジュールの鉱物

泥岩層の中にはときどき石灰質の硬い地層もあります。石質はノジュール同様で、化石も見つかりますが、とても硬いので転石があってもあまり手は出しません。先日、それでもと思い割ってみたら、放射状の白い鉱物が出てきました。石灰質ノジュールで見つかる…

魚の骨

先日、四賀化石館に採集した化石を見てもらいに行ったとき、学芸員の方から子供に魚の化石の付いた石を頂いてしまいました。ありがとうございました。どの種類のどの部分か、調べてみようと思います。 1枚目の写真は主鰓蓋骨でしょうか。鱗はニシン科とハダ…

津金寺

津金寺です。カタクリ・野草まつりを開催中。白いアズマイチゲや紫のカタクリの花がたくさん咲いていました。植物の写真付きのプレートが立っていてわかりやすいです。家の近所の遊歩道にも何か案内板があれば子供達が植物にもっと興味を持つかも、と思いま…

自然科学館

新潟県立自然科学館で春休みにやっていたおりがみ博の展示です。各地の名所名物をテーマにしたジオラマは楽しかったです。 この館は、見るだけの展示は少なく、手に取って遊べるものがたくさんあります。子供が好きで何度も来ています。他の博物館に行ったと…

身近な草花

青木図書館で開催中の自然に親しむ会の植物展。確かあと一週間ほどです。 身近な草花の写真、標本、見わけるポイント、名前の由来など。 こういうのは外で持ち歩きたくなりますね。子供とハイキングに出かけるときにその時期に合わせて資料を作って観察した…

面倒なことを前向きな気持ちで

工事現場の露頭の一部。垂直に見えるくらい傾いています。もうじき消えるので地層の状態の記録が必要。しかし時間が限られる中で化石採集を諦めて地層調べに専念するには少々辛抱も要ります。 学校の勉強も地道な作業で、ひどく退屈なときもあります。退屈に…