まち歩きマップと赤備え

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写真は上田創造館の企画展「真田一族の足跡」より、「当世具足(戦国末) 長和の里 歴史館蔵」です。
長和の里歴史館のウェブサイトでは「当世具足」と書いてあるだけでした。
六つ星紋は戸田松平氏でしょうか。
ウェブで検索したところ、同様の六つ星の赤い具足が2つありました。一つはオークションに出品されたもので「平成12年に松本市近郊にて蔵出しされた、信州松本藩の徒士クラスの御貸具足」とのことでした。
松平康長も赤備えだったのでしょうか。それとも江戸時代に戸田松平氏の松本藩が作ったのか。

長和の里歴史館
http://nakasendo.nagawa.ne.jp/


マルチメディア情報センターで「信州上田真田まち歩きマップ」を作ったとのことで、見てみました。
ホームページに行ってみたのですが、マップのリンクがすぐには見つからず…
ホームページ表示後、15秒ほど待っていると、画面上部のローテーションバナーに、マップのタイトル画像が現れました。
このインターフェイスは便利なのでしょうか?

上田市マルチメディア情報センター
http://www.umic.jp/
http://map.umic.jp/machiaruki/

主な観光スポットへのナビには使えるかも。
情報量は少なくて、これを見て興味が湧くかは、難しいような。
「おすすめコース」に上田市立博物館や塩田の館等の施設の名前がないのは不親切かと。
「上田地域の旅 まち歩きガイドブック」とナビ機能を組み合わせたようなものができれば、より良いのかなと思いました。

上田地域の旅 まち歩きガイドブック2015
http://www.ueda-trenavi.jp/news/post_8.html

それと、例えば現在地から300m内の見所(寺社、遺構、碑、自然物、景観等「上田情報蔵」にあるようなもの)をリストアップしてくれるような機能があれば、楽しいのではないでしょうか。

10月にUCVレポートで、中学生がこのマップを使って上田駅から柳町まで歩くテストをしていました。距離は約1km。すごい遠回りをしたと言っていましたが、15分で到着したそうなので、それほどではないかと。


ところで、いろいろなガイドマップが作られていますが、使用テストが十分ではないように思えるものもあります。
地域住民でマップを作る場合、その地域の情報や問題意識、熱意は持っている一方で、どんなものをどう作るか、という、ノウハウ・技術は不足していることもあると思います。
パンフレットやガイドマップの作成手順についての情報提供、講座開催等も、どこかで行って頂ければ嬉しいのですが。