国立科学博物館 消えたデータベース

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国立科学博物館の「日本産鉱物標本データベース」が消えているとのこと。
以下のページで紹介されているものです。
もしかしたら、別のどこかにあるのかもしれませんが、現在の「標本・資料データベース」からは辿れませんでした。

[アーカイブ] 鉱物の写真が載っている図鑑・事典類
https://rnavi.ndl.go.jp/research_guide/entry/theme-honbun-400293.php

 国立科学博物館 標本・資料データベース
  ・日本産鉱物標本データベース
  ・外国産鉱物標本データベース
  国立博物館所蔵の鉱物標本について、日本産と外国産に分けて
  検索できるデータベースです。
  鉱物名(英名)、産地などから検索・閲覧できます。

※現在のページ
標本・資料データベース
http://www.kahaku.go.jp/research/specimen/
標本・資料統合データベース
http://db.kahaku.go.jp/webmuseum/


正確に言うと消えたわけではなく、項目が減っていて、「産地」「備考」等の表示・検索ができません。
例えば、現在のページで、長野県の緑簾石(Epidote)を検索すると47件ほど見つかりますが、わかるのはここまで。
以前は「産地」「備考」が表示され、NSM-M10466 NSM-M10467 NSM-M10554 NSM-M10555 が武石村産の保科百助関連の標本であり、NSM-M10554 NSM-M10555 は保科百助「長野県地学標本」のものであることがわかりました。(上の写真は以前、上田創造館で展示された「長野県地学標本」)

以前も年月日や詳細情報はわからなくて、用途は限られましたが、さらに情報が減って、博物館にどの県のどの鉱物標本(の登録情報)がいくつあるか、ということ以上のことは、このデータベースではわからなくなったのかも。