文化祭の化石展示

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

イメージ 4

イメージ 5

上田染谷丘高校の文化祭で地学班の展示を見てきました。年によって違いますが、地質標本や所蔵の五無斎標本などの展示があります。今年は別所層の魚化石、大杭層の昆虫化石、独鈷山の岩石等があってとても勉強になりました。

化石標本にいろいろなイラストが描かれていて楽しく見ることができました。絵や文字を描き入れたり、貼り付けたりするのは、展示にはとても良い効果がありますね。

魚化石は現生種との比較・分類をしてみたり、化石の微細な構造を観察してみたりするのも面白いと思います。例えば、魚鱗には表裏があり、見えている断面は鱗の外側・内側・内部とそれぞれの印象(反対側)のどれかです。
沸石類やノジュール(玄能石なども)の鑑定・分類は難しいですが、最近は成分分析等も身近になってきているので、もし可能ならやってみると良い記録・成果になるかも。
アケボノゾウ関連の活動も貴重な体験になるはず。

展示の方解石脈はたぶん山の沢にあったもので、そこでは数は多くないと思うので、採集場所(沢の名前と道路からのおよその距離など)を記録して保存して頂ければありがたいです。