創造館の貝化石

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先日、上田創造館の鉱物・岩石・化石展示室を再訪したら化石や鉱物の標本が増えていました。
上から「貝 青木層」(化石の長さ約55mm 海成層)、「貝 小川層」(約35mm 海成層)、「ドブガイ 大杭層」(約90mm 湖成層等)。
青木層の貝化石はハマグリの仲間でしょうか。小川層のはわかりません。大杭層のはドブガイ属ではタガイに似ているかも。

イシガイ類の検索表
http://www.osaka-kyoiku.ac.jp/~kondo/unio/kensaku.html

1965年の北御牧中学校の調査では、カタドブガイ(フネドブガイ)、カワシンジュガイ、ヌマガイ、シジミカタハガイ、カクタニシ、マルタニシなどが報告されました。上の記事の画像は『北御牧村誌 自然編』(1999) 92頁より『北御牧時報 1965年10月』の記事です。このときの資料や標本もいつか見られたら嬉しいです。

専門家に鑑定をお願いすると、貝の破片だけでも、見分けるポイントが残っていれば、種類がわかることがあります。反対に、例えば木の葉の全体の形が残っていても、葉脈等の細部が残っていないと同定不可能とされることもあります。
素人に正確な同定は難しいかもしれませんが、種類の候補を挙げられるくらいには、なれるといいなと思います。