灰沸石(または中沸石)を加熱したらどうなるか試してみました。
柱状結晶のかけらを火であぶると、すぐに赤くなって、ゆっくり融けて縮みました。
脆くなり、押すと簡単に粉々になります。
結晶のかけらは薄く細い方が変化がわかりやすいようです。
灰沸石 Scolecite は、火であぶると融けて丸くなり、ミミズなどの虫のように見えることが語源になっているそうです。
沸石 Zeolite の語源は、熱すると泡を出して沸騰しているように見えることですが、この沸石は熱しても泡は出ず、単に乾いて白くなるように見えました。他の沸石でも試してみようと思います。