災害ハザードマップ(2)

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上田市災害ハザードマップのPDFが公開されていました。
https://www.city.ueda.nagano.jp/life/1/1/237/

NHKで「巨大災害 MEGA DISASTER 日本に迫る脅威 地震列島 見えてきた新たなリスク」という番組をやっていました。29日深夜、また再放送するそうです。
http://www6.nhk.or.jp/special/program/index.html
http://www6.nhk.or.jp/special/detail/index.html?aid=20160403

地盤がブロックに分かれて動いていて、その境界で地震が起きるという話は昔からあるそうで、2010年に上田染谷丘高校の小林和宏先生の講演で聞いたことがあります。三角点・水準点のデータを使い、面積歪み、せん断歪み等を調べると、膨張・収縮をするまとまりがあり、その変動は時期によっても変化する(膨張から収縮へ、収縮から膨張へ)、というお話でした。

上の図は、講演でも紹介された昭和初めの研究のもので、水準点の変動が示す本州縦断方向の波状変形です。ここでも一定のまとまりが見えます。

宮部直巳「日本の,日本海岸,太平洋岸並に中央地帯に於ける地殻變動」(1934)
http://hdl.handle.net/2261/10139
「地塊とその運動 第一報」(1931)
http://hdl.handle.net/2261/9994
http://hdl.handle.net/2261/10188
「地塊とその運動 第二報 : 關東地震後、房總半島の地殻運動」(1931)
http://hdl.handle.net/2261/10005
「地殻の垂直變動と重力異常の分布」(1934)
http://hdl.handle.net/2261/10121
「地殻の地塊的構造に就て」(1935)
http://hdl.handle.net/2261/10186

地震研究所彙報
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/BERI/v81.html
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/bulletin/#22-0