薬としての蛇骨

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蛇骨(珪華)にはキズ薬の他にも用途があって、渡辺信一郎「江戸の化粧」等によると、風呂で体を洗うのに使う糠袋に、蛇骨を混ぜ入れることもよく行なわれていたそうです。
思っていた以上に蛇骨はポピュラーな薬だったのかも。

沸石を蛇骨と呼んだ人は沸石と珪華の違いを認識していたのでしょうか。まったく同じものだと思っていたのか、見た目は違っても、同類で、同様の効能があると考えていたのか。

写真はとっこ館の展示「上田周辺で産出する鉱物」と蛇骨石(沸石類)です。
明日はとっこ館秋まつりとのことで、夕方もその準備が行なわれていました。
http://www.shiodanosato.jp/