戌の満水と上田小県地域

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先週、上田創造館の企画展「寛保2年 戌の満水と上田小県地域」を見てきました。

戌の満水は1742年の豪雨災害です。
http://edu.umic.jp/zukan/histry/01saigai_01.htm

古文書、地図、石碑の写真、被災地の出土品、東部中学校のビデオ作品「郷土の歴史に学ぶ~お地蔵さんが語るもの~」など。
会場の床にテープを貼って、土石流で移動した巨石「八間石」の大きさを示していました。
土石流の跡は石だらけで今も開発されず雑木林になっている場所が多くあります。

塩尻村の絵地図は、被災前と後の図が重なっていて、比較できるようになっていました。
川筋の変化と、田畑が無くなっているのがわかりました。

千曲川流域の犠牲者2800人。消失した集落、集団で移動した集落。
現在では防災施設が整備されてまた人が戻っていますが、自然環境も変化しているので、思考停止せずに、過去からよく学んで考えることは大切なことでしょうね。