石ころワールド展

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戸隠地質化石博物館の企画展「石ころワールド -石ころから見る大地の生い立ち-」を見てきました。
長野県のいろいろな川の石ころが展示されていて、それぞれの違い、石ころがどこから来たのか等の解説がありました。
地質図と石ころを使ったパズル、石を叩いて音を聞くコーナーもありました。

礫岩層(昔の川や海岸の石ころ)と現在の川の石ころとの比較も面白かったです。
北アルプスの隆起と滝谷花崗閃緑岩、北アルプスの大火砕流と溶結凝灰岩、のように、地質の歴史上の大事件を中心にして、関連する石ころや地層を見せるというやり方も参考になりました。

博物展示は、見て楽しむ、知って楽しむのが中心ですが、石ころは見慣れたものなので、見て楽しむ部分が弱くなるのかなと思います。石の磨いた断面や薄片の拡大写真なども、見慣れたものを見直すのには良いかも。
地質図のパズルは小型化、複数用意して競争できるようにしても面白そうです。
石ころ観察のガイドなどの川原に行ってみたくなるような内容もあると楽しそうです。疑似体験のできる絵本・紙芝居とか。
いろいろアイデアをもらえる展示でした。

戸隠地質化石博物館は1回では全部見きれないほど充実していて、解説も聞くことができて、できれば何度も行きたい所です。こういう博物館が近くにもあると良いのですが。