夏休みの化石採集(3)

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上田創造館のペッカムニシキ Palliolum (Delectopecten) peckhami の標本の一部です。朱色の線で囲んであるのがペッカムニシキなのですが、それらに混じって細長い帯状の棲管らしきものが見えます。2枚目の写真は展示品ではありませんが同様の化石です。(展示品は細部が見えないので)
以前、理科の先生に見てもらったことがあるのですが、しばらく顕微鏡で観察されていて、何かの棲管でしょうか?と聞くと、いろいろ他のことを教えて下さいました…

その後、他の方から、コヅツガイの棲管がよく似ていると教えていただきました。もしそうなら貝殻が見つかってもおかしくない、とのことだったので、気にしているのですが、ほとんど見つかっていません。異地性で、選択的に特定のものだけが運ばれてくるような環境だったのでしょうか。

この他にも棲管は見つかるので、集めて分類してみるのも面白いかも。