災害ハザードマップ

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新しい「上田市災害ハザードマップ」の冊子を見ました。
ネットにはまだ情報はないようです。
http://www.city.ueda.nagano.jp/kurashi/

内容は、「洪水・土砂災害ハザードマップ」、"糸魚川-静岡構造線断層帯(全体)"の大地震を想定した「建物被害マップ」「最大震度予測図」「液状化予測図」、防災の基礎知識、等。

目次の前に「日ごろから災害に備えよう」という見出しで5項目について書いてあり、これを読んでから中身を読むと「何をすればいいのか」「何を知っておけばいいのか」が頭に入りやすい、という構成になっているようです。

日ごろから災害に備えよう
 地域の危険箇所を知ろう
 安全な避難経路を確認
 正確な情報を収集しよう
 家具固定、非常持出品・備蓄品をチェック
 災害時の行動を家族で話し合っておこう

「初心者向けチュートリアル」「災害前・災害時・避難時に実際に使用するチェックリスト」として見ると、さらに使いやすくできる部分もあるように思いました。


ちょっと驚いたのは、糸魚川-静岡構造線断層帯の大地震での建物全壊率「20%以上」と「2%未満」の地域間の距離が3kmほどということです。(1つ目の画像、赤と水色の所)
これくらい近いと、もしかしたら今後経済的な影響の差異も見られるかも。

災害・環境等に関する科学には「負の錬金術」「負債の錬金術」の側面があると言われます。錬金術という言葉が使われるのは、不確かで未知の部分が大きく、人・社会から影響を受けやすいという意味合いもあるのでしょう。
地震災害の危険性も今後変わって行く可能性があり、災害は嫌ですが、興味深くはあります。

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https://kengaku5.hatenablog.com/entry/34977930