科学作品展

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先週末、自由研究の展示を見てきました。目録資料によると189点。地質関係は7点(岩石・鉱物4、化石3)、他に結晶作り等でした。
全て内容を吟味して審査するのは大変でしょうね…
県の展示は今年は塩尻市とのこと。

写真の化石は昨年も展示されていたもので、1年ぶりの再会でしたが、上の三角の化石は今回も何かわからず。(昨年の写真のカウンターパートです。)
下の化石もたぶん一対で、これは魚の主鰓蓋骨のようです。(昨年はヒシナイイワシではなさそうと書きましたが、ヒシナイイワシの可能性もありそう。)
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/35354506

個人的にすごいと思ったのは、微生物の観察・分類の作品でした。安価なデジタルマイクロスコープ(たぶんSTV-451M)を使って、わかる範囲で分類にチャレンジしていて、結構勉強されたのではないかと思います。分類できなかったものも、省いたり適当に分類したりせずに、提示してありました。

会場では知人に会い、お世話になった先生に会い、地元の父兄の方にも会うことができて楽しかったです。
(展覧会はコミュニケーションツールでもあるので、そのための仕掛けもあれば、と思うのですが… 実際は開催するだけで手一杯だったりします。主催者とは別に、コミュニケーション支援を行ったり、イベントの記録、報告を支援する人達がいたら良いのかなとも思います。例えば、魅力アップ事業のPRと記録を中心に行うボランティアグループを作るとか。)

岩石・化石、動植物は、たまに意外な誤分類があったりします。博物館等で種類を教えてもらったときに、どこを見て分類するのか知らないままになってしまったのかも。できれば、種類名だけでなく、特徴をたくさん書くようにした方が良いのではないかと。

標本の展示はとてもありがたいのですが、よく見えないものも多く、見せ方も考慮して頂けると助かります。「標本無し、写真のみ」という地域もあるそうで贅沢は言えませんが…

それから、ホームフィールドのような場所・分野を持って、少しこだわって詳しく調べてみるのも良いのではないでしょうか云々、と、そんなことを知人に言っていたら、でも大人があまりやってないよね、という話になりました…