デンドライト

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上田創造館の岩石・鉱物の標本が少し増えていました。
忍石(しのぶいし)Dendrite、軟マンガン鉱 Pyrolusite 等。
写真は以前からある貝化石の表面のデンドライトです。興味のある方は探してみてください。化石採集のとき頁岩の表面にあるのも見かけます。

カミングトン閃石 Cummingtonite や酸化角閃石 Oxyhornblende の名前が載っている本を探していたら、『原色鉱物岩石検索図鑑』(1964)、『原色新鉱物岩石検索図鑑』という図鑑がありました。写真ではなく絵を使った図鑑です。(一部の内容については疑問に思える部分もありました。)

カミングトン閃石(カミングトン石)の外観について「繊維状,端面はほとんどない.淡褐色・帯赤褐色,薄片では無色.ときに薄い褐色の多色性がある.」とありました。
鉱物の色は微量成分によっても変わるので、同じ種類でも文字通り色々でしょうか。

関連の以前の記事です。
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/34988277
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/35698994