植物化石の展示

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東御市 火のアートフェスティバルで、北御牧郷土資料館の化石展示を見てきました。大杭層(鮮新世更新世前期)。
ケヤキに似た葉がいくつもあって興味深かったです。それぞれ別種かもしれませんが、細かい鋸歯があまり見えず、ケヤキの仲間のバリエーションの可能性も。
クルミに似た葉もありましたが、鋸歯がはっきりせず、違うのかもしれません。鋸歯が浅くほとんど無かったり、縁が丸まってはっきり残っていないこともありますが。果実が見つかっているオオバタグルミの葉はどんなだったのでしょうね。
あと、ツゲのような全縁の小さな葉が重なって一枚の葉のように見えているのかな?と思える標本もあって面白かったです。

1~2枚目の写真は上田創造館にある大杭層の化石です。どちらも細かい鋸歯が見られて、1枚目はカバノキ科のハンノキの仲間やクマシデの仲間でしょうか。2枚目は葉脈がヤナギやウワミズザクラに似ているように思いました。

化石採集体験は、イベントのチラシによると、土曜日と日曜日の午後に定員20名で開催されたようです。他に湖成層の頁岩の破片があって、小さな植物や昆虫の化石を探してお土産に持ち帰りもできました。化石の好きな人には楽しいイベントになったのではないかと。