保科百助 没後100年

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昨年は自然観察会の他には、あまり時間を取れませんでした。面白かったですが、いろいろ中途半端な状態です。少し範囲を絞った方が良いのかもしれません。
今年は保科百助の没後100年です。面白い企画があるといいですね。

保科百助についてはこのブログにも書きましたが、誤りもありました。ご容赦下さい。
武石村の焼餅石を保科百助のところに持ってきた生徒は「本原小学校百年誌」という本に名前が載っていました。多分、原典があるのだろうと思いますが、まだ見つけることはできていません。

昨年は保科百助「長野県地学標本」の実物を見学し、「五無斎保科百助全集」等も参照して標本の一覧を作成しました。引き続き他の標本も見て行きたいです。採集地の確認やその標本を選んだ理由についても考えてみたいです。
例えば、上の写真は青木層の礫岩の礫ですが、どの種類の礫をどんな理由で選んだのでしょう。もしかしたら「ラヂオラリア硅岩」「白色硅岩」の標本と対応させるつもりでチャート礫を選んだのかも。

昨年の秋には立科町で展示会や講演会がありましたが、残念ながら見逃しました。今年は気を付けます。