結晶模型を作ってみよう

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

日曜日に佐久市子ども未来館の講演会「鉱物結晶のふしぎ -結晶模型を作ってみよう-」に行ってきました。子ども連れが多く、会場は満席でした。
保科百助が難しくて理解できなかったという「結晶学」がテーマのお話ですが、子どもや初心者向けに、図や写真、パソコンを使ってわかりやすく概要を説明していただき、大変勉強になりました。

前半が講義で、後半は鉱物結晶のペーパーモデルの作成実習でした。
ペーパーモデルは柘榴石の菱形十二面体と黄鉄鉱の五角十二面体の2つが用意されていて、実習では柘榴石の菱形十二面体を作りました。用紙は裁断済み、折り線も付けてあり、貼り合わせ用の両面テープも切断済みだったので、道具は一切使わずに、手だけで簡単に組み立てられました。
この作成キットを60セット以上用意されたそうですが、準備が大変だったのではないでしょうか。

少しだけやりにくかったのは切断済みの両面テープをシート(チャック付きポリ袋が使われていました)から剥がす作業で、注意して粘着紙をゆっくり剥がすようにしないと、剥離紙だけが取れてしまったり、粘着紙が破れてしまったりしました。接着テープの一時貼り付け用シートとして、ガムテープやセロテープの剥離面を使ったことがありますが、そう言ったものを使う方が剥がしやすいかもしれません。

それと、作成した模型は10センチほどの大きさで、作りやすく、工作の作品展などで展示するには良い大きさだと思いますが、個人の机に飾ったりするには大きいです。持ち帰っても、持て余して捨てられてしまうこともあるかと思うと、ちょっともったいない気もしました。作成できる範囲で、できるだけ小さい方が、記念として長く手元に置いてもらえるのではないでしょうか。
ちなみに、以前、同様の模型を作ったときは、マグネットシートを内側に貼り付けておいて、小さなホワイトボードに模型を並べました。磁石でくっついているので、ボードから外して、手に取って観察することもできます。それは今でも壁に飾ってあります。

子ども未来館の「佐久地方の鉱物展」は7日が最終日ですが、次は9日から佐久穂町の茂来館で「佐久地方の鉱物展」が開催されるそうです。
5月9日(金)~5月18日(日)9:00~17:00
(茂来館は月曜日休館なので 12日(月)はお休みかもしれません。)
地元の大日向等の標本が展示されるそうで楽しみです。なんとか都合を付けて行きたいです。