夏休みの化石採集(5)

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画像は『地球科学 第82号』「別所累層産魚鱗化石について」(1966)にある魚鱗化石のスケッチです。(この他、写真も載っています。PDFではよく見えませんが)
図中の棒線は1mmを表しています。
元の図には魚の種類の記述がなく、種類を知るには、図番の表で型を調べ、その型でさらに別の表を引くという、面倒なことになっているので、種類と型を書き加えて、並べ替えもしてみました。

以前この論文について書いた記事です。
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/34214627

採集時、できれば石の両断面を観察、保存した方が良いでしょうね。断面によって隆起線(Ridges)等の見え方が違うのと、構造がわかるので。

これらに当てはまらないような魚鱗化石も見つかります。そういう化石や、現生種の鱗・骨格の標本が、どこかに蓄積されて参照できるような仕組み(つまり博物館の機能)があると良いのですが…