魚の骨の化石

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先日の化石採集で、見覚えのある形の化石を見ました。以前、四賀化石館で頂いた石にあったものです。(写真)
拡大して見ると外側の縁に細かいギザギザがあって、確認はできていませんが、ハダカイワシ科の下顎の骨(歯骨)かもしれません。

魚の骨
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/15170534

上の記事の主鰓蓋骨もハダカイワシのものに似ています。現生種と比較ができれば、長い宿題も一区切りでしょうか。

下2枚の拡大写真は同じ石にあるハダカイワシ科の鱗で、中央に隆起線がないものです。隆起線がない部分は、皮膚のような網目模様が見えます。再生鱗か、元々こういうものなのか、わかりません。


7月~9月に四賀化石館で特別展「まつもとの深海」を開催するそうです。シロウリガイ類化石(ウチムラマユイガイダマシ(中新世)など)がテーマとのことで、楽しみです。

松本市四賀化石館
http://matsu-haku.com/shigakaseki/

青木層の貝化石(2)
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/34988277