磁石につく石

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1枚目の写真は川原の小石を小さなネオジム磁石につけてぶら下げたところです。
磁石につく石について調べた自由研究作品を見たことがありますが、先日採集した標本では安山岩石英閃緑岩、緑色凝灰岩(部分)が磁石につきました。たぶん磁鉄鉱、磁赤鉄鉱などが入っているのだと思います。石を細かく砕いて調べれば、どの部分が磁石につくのか絞り込めるかも。磁石は弱いもの強いものをいくつか用意して比較してみるのも面白そうです。

安山岩は黒っぽいものは比較的よくついて、赤っぽいものは弱かったり、つかなかったりしました。偶々かもしれませんが。(磁石に引かれるものがその石の表面近くにどれだけあるかにもよると思うので。)

(ゼムクリップの端を磁石につけるとクリップ自体も磁力を持って、N極S極ができたりしますが、石ころの場合、全体が一個の鉄というわけではないのでどうなるでしょうね。例えば、同じ磁石を小石のいろいろな箇所に繰り返しつけると、石の表面は大部分が同じ極になる?)

2枚目の写真は川原にある緑色凝灰岩の一種(角礫凝灰岩?)で緑色の中に黒っぽい角ばった部分がある石です。(水に濡れるとトノサマガエル・ダルマガエルの背中の模様を思わせるので「カエル石」と呼ぶ人もいます。同様の石で緑ではなく赤茶色や青白い石もあります。)この黒っぽい部分が磁石につきます。成因については詳しい説明を見たことはなく、勉強不足で、わかりません。