変な石ころ、普通の石ころ

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川原で見かけたいろいろな模様の石です。
1枚目の写真は黒っぽい斑晶(たぶん角閃石)がある、普通の石ですが、何となく気になって見てしまいます。(家の近くに同じような石があって、雨が落ちてきたのかな?と、度々だまされます。)
2枚目の写真は、別の種類の斑模様の石。3枚目以降は縞模様の石です。
年輪模様の石には、実際に年輪状や球状の縞になっているものと、層状の縞の石が丸く削られて輪のように見えるものがあるようです。(薄い石英脈や方解石脈が入った丸石は、帯を巻いたように見えるので、はちまき石と呼ばれたりもします。)
下から3枚目の写真の丸い模様(5mm~3cmほど)は、いろいろな石の表面にあるもので、何かが付着してできたものかもしれません。
最後の2枚の写真は黒いガラス質の石で、赤い部分があったりもします。一番下の写真は割れた断面で、松脂岩か、ガラス質のデイサイトでしょうか。(この種類の石を黒曜石・黒曜岩に含める人、含めない人がいて、話がかみ合わないことがあります…)

模様ができる仕組みは様々で難しいようです。自由研究で扱うなら、いろいろ計ってみると面白い作品になるかも。(縞の幅、間隔、長さ、曲がり方、縞の中の粒の様子・色など)

目立たない普通の石ころも、比べてみると大きな違い、小さな違いがいろいろ見えてきて、正確な分類は無理かもしれませんが、小石の標本を作って観察するのも謎解きのようで楽しいです。