立科町文化展と保科五無斎の常設展示

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立科町文化展と「ふるさと交流館 芦田宿」の保科五無斎の常設展示を見てきました。
文化展は9日までです。

保科五無斎の展示内容は、
パネル2枚(解説、年表)
「筆墨行商 五無斎 保科百助」の名刺と筆・墨
蒲団地(九曜星紋入り)
標本台用皿(「石屋五無斎」・九曜星紋入り)
玄能石 標本
武石(ブセキ) 標本
緑簾石 標本(明治43年「信州産岩石鉱物標本」102番)
『よいかゝをほしな百首け』(煙嶺 吉村源太郎所蔵)
荒木茂平著『人間保科五無斎』
扇(未完成の歌)
筆売日記

展示品はわずかですが、きれいなパネルで、わかりやすくなったと思います。
見出しの「信濃における実物理科教育の祖」の「祖」というのは適切なのか、気になりました。
実験皿に直接石を載せていますが、傷付けないように何か敷く方が良いと思います。それと解説にある「石屋百助」は「石屋五無斎」かと。
地元・北佐久の地質に関する内容がないこと、保科百助が地元で採集した安山岩・火山灰等の標本がないのは少し寂しいように思います。
展示スペースが限られる分、関心を持った人が勉強できるように、手にとって読めるコピー資料や、参考図書のリストなどもあると良いのではないでしょうか。