化石採集体験

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2日続けて化石のイベントに参加しました。各2時間ほど。
雨で濡れていて化石採集には不向きな日でしたが、体験としては十分楽しめたのではないかと思います。
地球史の中で、目の前の地層がいつ頃どのようにできて、どうして今ここにあるのか。生物がどのように変わってきたのか。アバウトな基礎を勉強してから、昔の生き物の痕跡を探しました。
いくつか採集したら、ラベルを書いたり、露頭や化石の写真を撮ったり。
採集品をプレートやシートに並べたら、全体では結構たくさんになりました。

魚の骨が多く出る場所では、何だかわからないものは「不明。魚の骨の一部かも」で済ませてしまったのですが、種類と部位が明確なもの以外は、貝、ウニ、カニ等、他の可能性も考えて、見直してみた方が良さそうです。

1枚目の写真はたぶん魚の骨(ヒレ?)。
2枚目はたぶんニシン科の前鰓蓋骨(エラの骨の一つ)の上半分。
3枚目はニシン科の鱗。写真左側が欠けていますが、全体の形や溝条の形等から、欠けは大きくはなさそう。写真上が頭、下が尾の方向で、写真左右は背か腹の方向。現生のニシン科をよく観察すればどの位置の鱗かわかるかも。


8日9日は火のアートフェスティバルに合わせて北御牧郷土資料館(アケボノゾウ化石を収蔵)が開館します。
時間は市報等に見つかりませんが、フェスティバルの開場から3時頃まではたぶんやっていると思います。
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https://kengaku5.hatenablog.com/entry/32154708