マツの葉

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正月飾り用にあった松の葉です。2葉のアカマツで長さは35mm~95mmほど。
2枚目の写真、左はアカマツの葉の断面で、2葉なので半円形です。幅約1mm。
右は昨年採集した3葉マツの葉の化石の断面で、約120度の扇形。(別所層、黄鉄鉱化)
マツの葉化石は1葉だけ見つかることもありますし、偶然数本が集まっている可能性もありますし、変異の可能性もあり、堆積後の変形の可能性もありますが、この化石は3葉と判断して良さそうでした。葉の長さは16cm以上。付近ではマツカサ化石もいくつか見つかっていますが、大きさ6cm前後のものしか見たことがなくて、オオミツバマツ(10cmを超えるものがある)かどうかはわかりません。(薄片を作ったことはなく、葉の内部構造が保存されているか不明。分解することが多い化石です。)

夏休みの化石 採集(4)
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/34674262
マツカサ化石とオオミツバマツの学名の変更
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/35254754
黄鉄鉱・白鉄鉱化した化石
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/36319165