ちがい石、かけ石

イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3

資料等ではまだ見たことがないのですが、地元では、ちがい石のことを、かけ石(かけいし)と呼ぶ人もたくさんいます。
「かけ」は掛け算のことで、計算記号の×に見立てているわけです。

かけ石の他、たす石、ひく石、わる石もあります。
たす石は「+」、ひく石は「-」、かけ石は「×」の形です。わる石は「÷」そのままの形は無理なので、「-」の上下に短い結晶が付いたものや、長い結晶と短い結晶の貫入双晶などを「÷」に見立てたようです。

小学校の頃、皆で拾って遊んだという話を多くの人から聞きました。(昭和20~40年頃)
小さな長石の結晶にはいろいろな形があるので、いろいろなものに見立てて遊んでいたのでしょうね。

関連の記事です。

ちがい石の産地
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/32288851
弘法石の謎
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/28575940
弘法石と多字一石経
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/28587404
違い石(ちがいいし)と誓石(ちかいいし)
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/32274734
信濃チガヒ石
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/32315528
西塩田中学校のバッジ
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/32655821
西塩田中学校の校章
https://kengaku5.hatenablog.com/entry/35327673